大阪高島屋 昨日、大阪で開催中のZARDの展覧会ZARD 坂井泉水展 〜坂井泉水の永遠の今〜に行ってきました。 大阪では、17日から24日まで開催中なんですが、この日に行くと決めていました。 それは、昨日と今日に、羽田裕美さんのミニピアノコンサートがあるからでした。


 そのコンサートについては別の記事で書いて行きたいと思います。 当日は、土曜日だったということもあってたくさんの人が来ていましたね。 改めて、ZARDの偉大さを感じたというのもありましたね。

 一方、別所の名古屋では麻衣ちゃんの公開生収録があって沢山のファンの方が行かれたそうですね。 なんでも、ライブでもないのにD-M-Cがあったとか。 一般的なやつではなくて、もうI-M-Cみたいなものだったようなんですが、これも内容見る限り行きたかったな〜。

 帰宅後に、アレをオープンして2年前のと遜色ない場所になってしまったことにショックを受けていただけに、こっちも行けるなら行きたかったなと今思います。 ではでは、展示会のほうについて書いていきたいと思います。 尚、これから参加予定の人にとってはネタバレになるので見たい人だけ。

ZARD坂井泉水展7Fグランドホール

 

 

 

 

 今回会場となったのが7Fにあるグランドホールというイベントスペースでした。 先日の追悼コンサートで感じたのが坂井さんにとってはこの「グランド」という言葉は意味があるんで、場所の選択もスタッフが意識して選んだのかなと思いました。 画像の並び方の通り、右側の入り口の左側にこの看板が掛けてありました。

 このイベントのチラシ?の裏側にもどんなコーナーがあるのか展覧会の構成を箇条分けして簡単に記載されていたので、そのコーナー名で私もそれぞれ書いていきます。

1.エントランス

 まずは、入場後にあったのが坂井泉水さんのジャケ写だったりその他色んな写真パネルの展示コーナーがありました。 入場口入ってすぐのところには泉水さんの誕生から最近までのヒストリーパネルがあり、学生時代は陸上部にはいっておられたようで、短距離走が得意だったようで足が速かったようですよ。

2.ZARD作品コーナー

 続いて、こちらのコーナーでは過去のシングルやアルバム曲をだいたい10数曲分、1曲ずつモニターが中にある白い大きなパネルがありました。そのパネルには、モニターの上部にその曲の歌詞の一部が書かれており、モニターの左部には、その曲の歌詞が書かれたPCか何かで作られたような紙がアクリルフレームに入れて飾っていました。 

 ただし、ある3曲だけはその歌詞の用紙は泉水さんの直筆の歌詞カードで飾ってありました。それが、『負けないで』『マイフレンド』『かけがえのないもの』でした。

 『負けないで』では、サビの部分で強調して歌う部分?らしい歌詞が赤字で線で囲んでいたり。 『マイフレンド』では、その歌詞が95/7/23現在の歌詞だったようで、実際のCDの発売日が『96/01/08』なんで、正に楽曲製作中当時の歌詞が書かれていた用紙だったなんだなと感じました。 

 あと、本人が間違えたのか最初はそうだったのか分からないのですが、タイトル『マイフレンズ』と書いていてあって、最後のズに「×」して「ド」を付け足していました。 『かけがえのないもの』でも、04/03/24現在とか26 Fridayとか歌詞の一部をシャーペンか鉛筆で変えていました。 こういった直筆のものはかなり貴重ですよね。

3.レコーディングスタジオ再現コーナー

 実際には1.と2.の間ぐらいに設置してあったコーナーなんですが、ビーイングの坂井さんが生前レコーディング等されていたときのスタジオが再現されていました。 追悼コンサートの際にも実物を映像で見たかもしれませんが、愛用のヘッドフォンやマグカップ、そしていつも楽曲製作の際に使っていた赤いおもちゃ用のグランドピアノが置いてありました。 

 再現されたものを改めてみると、ここで一人でやるっていうのは確かに集中はできると思うんですが、どこか孤独感があって寂しい感じもしましたね。

4.映像コーナー

 2.を見学中、『なんだ、この行列は!』と思ったのがこちらのコーナーでした。 最初は、グッズ売り場でこんなに並んでいるのかなと思ったのですが、実際は映像コーナーだったようで、私も入って見てきました。

 中に入ると縦10列横10列の合計100人が座れるパイプ椅子が並べてあり、前には大きなスクリーンがあってそこで色んな映像が上映されました。 入り口には上映時間18分と書いてあったのですが、実際は知りません。

 内容はというと最初はちょうど泉水さんが無くなられたあとの6月に東京の青山葬儀所で行われた「ZARD/坂井泉水さんを偲ぶ会」の映像が流れていました。以前一度見たことありましたがほんと、このときは沢山の人が来ていたんですよね。

 中にはスーツ姿の人もいて仕事終わりで来たんだなと。確か、巨大液晶スクリーン?か何かでライブ映像かPV映像が流れたぽくてそれを見ながらお客さんがくちづさんでいた映像があり、印象的でした。

 次が、昨年の9月にあった追悼コンサートで流されたライブ映像ということでオープニングナンバーだった『揺れる想い』、今年の1月からの追悼ライブツアーで流れた『愛は暗闇の中で』、Mステ出演時の『負けないで』など計4曲分フルではないですが、流れていました。

 続いて流れたのがその今年のライブツアーのファイナルであり泉水さんの一周忌となった代々木第一体育館でのライブ映像が流れていました。 2曲ほど流れていましたが、うち『素直にいえなくて』の方はほぼフルで流れていましたよ。

 確か、これは先日福岡行った時に麻衣友さんにお渡ししたDVDに収録したテレビ朝日で放送された特別番組のときにも最後のほうでこの曲がフルと思えるほど流れていましたね。

 映像終わりには、公式サイトのトップにも書いてあるとおり来年の5月に三周忌ライブを開催すると書いていたんですが、今年一周忌だから二周忌じゃないのかと、感じたんですが。 映像最後は、最新シングル『翼を広げて』のPV映像が流れて、上映は終わりました。

5.坂井泉水ミュージアムコーナー

 続いては、泉水さんが愛用していた品やPV映像作成時の衣装、各シングル発売当時の特典だったり、ファンクラブ特典だったり。一方、昨年は日本レコード大賞で何かの賞に選ばれたみたいでそのときの賞状とプレートみたいなものありましたよ。

 同じように昨年結果的には生出演ではないのですが、初めて紅白に出演されたということでその記念のクリスタルトロフィ?みたいなものも。

 印象に残っているのが、『Don't you see』のPV撮影時に泉水さんがニューヨークでの信号に乗っかっていたシーンがあるんですが、実は本人が自らやったわけではなく、カメラマンさんがやってくださいと注文があったみたいでした。 書いてあったとおり普通あんなの恥かしくてできませんよね?

 このコーナー最後は、ツアー中でもナレーションの方が紹介されていた泉水さんは音楽以外にも色んなことに挑戦というか趣味でされていて、そのうちのひとつ、プライベートで油絵を書かれておられていてその実際に書かれた絵をスクリーンペインティング・オン・キャンパス手法で再現された5点が展示されていました。

 確かに絵の端にはサインで『K.SACHIKO』と書いてありましたし。 ここで知らない人のために紹介しておくと『坂井泉水』という名は芸名であり、本名は『蒲池幸子(かまち さちこ)』さんで、元々音楽活動する前はこの本名でレースクイーンなどのモデル活動をされていましたから。

 で、実はその手法で再現されたその絵が会場限定で販売されていたんですが、高い高い。ちらっとしか見ていませんが、40万台だったり50万台だったりかなりの値段設定がされていました。 当然買えるはずもなく。

6.ZARDショップ

 最後は、ZARDのグッズショップです。 一般的なCDだったりDVDだったり、ライブグッズとか色々置いていました。私はというとそんな金ありませんし、一般的なものは今買わなくても良いなと思ったんで、 今買わないと今後買えるか分からなかった8cmCDのコナン主題歌1枚と、会場限定の携帯ストラップ2つを購入。

 ストラップの方はさっそく携帯のほうに付けたので、CDLの際にも付けているはずです。 そんな感じで展示会は終わったのでした。 当初は、30分くらいで終わると思っていたんですが、お客さんも結構いたし例の上映もあったので大体1時間ぐらいでしたね。 

 例のコンサートのこともあってか今回は見る時間を短めにしたつもりでしたが、結構かかったんですよね。 24日までやっているので時間がもしあったらもう一度見に行っても良いですね、今度はじっくりと。